閉眼供養とは

一般的な宗派ではお仏壇を移動や仏壇じまいする際に、お仏壇に宿った魂をお仏壇から抜く儀式が必要となります。

魂を抜く儀式の事を「閉眼供養」「魂抜き」「性根抜き」などと呼ばれます。

閉眼供養は檀家に入っているお寺の僧侶に来てもらい読経・儀式を行うというのが一般的です。

閉眼供養の問題点

既に離檀しており付き合いのあるお寺がない、仏壇が空き家に置いてあり閉眼供養をする時間がないなど、様々な理由から閉眼供養が難しい方も多くいらっしゃいます。

「仏壇を移動する前に閉眼供養をしないのは罰当たりだ」という考え方もあるかと思いますが、基本的にはご家族のお気持ちがあればどのような方法でも問題ないのではと考えております。

お寺によっては閉眼供養のお布施の額をはっきり伝えず「お気持ちで」という場合も多く、お困りの声も聞かれます。

はっきりお布施の額を伝えてくれるお寺を選んだり、安価な合同供養に出すなど、現代の考え方にあった方法を選択することも重要ではないでしょうか。