古い灯油はどうやって捨てればいいの?古い灯油の見分け方もお教えします
冬の間に使いきれなかった灯油はどうされていますか?
暖かい日が続いた年や、思ったよりも暖房をを使わなかった年には灯油が余ってしまって処分方法にお困りではないでしょうか。
長期保管された灯油を使用して暖房器具を使用すると故障や事故の可能性がありますので、使いきれなかった灯油は必ず処分しましょう。
ただ灯油をどうやって捨てたらよいかわからない方も多いと思いますので、灯油の捨て方、捨てた方がいい古い灯油の見分け方について詳しく解説いたします。
劣化した灯油の見分け方
正常な状態の灯油は無色透明です。品質が劣化するにしたがって変色が進みますので、透明な容器に灯油を移して色を確認するのが最もわかりやすい灯油の見分け方となります。
また無色透明だったとしても異物が混ざっている場合もあります。こちらも透明な容器に移して見るとすぐに見分けられます。
劣化や異物が混入した灯油を使用すると、暖房が点火されないケースや、燃焼中に異臭や異音がすることもあります。暖房機器の故障の原因になり、最悪の場合は火災や事故の可能性もありますので、灯油に変色や異物が見られたら絶対にその灯油は使用しないでください。
灯油を捨てる際の注意点
劣化した灯油を捨てる際に絶対にやってはいけないことが3つあります。その理由と共に詳しくご説明いたします。
燃やさない
劣化した灯油とはいえ引火性は十分にありますので、少量といえども燃やして消費しようとしてはいけません。
異臭が出るだけでなく、一気に燃え上がり火災になる恐れがありますので、絶対に燃やさないようにしましょう。
埋めない
土に埋めて処分するのもいけません。
灯油は地中の微生物が分解できる物ではありませんので、深刻な土壌汚染になる可能性があります。
また異臭や水質汚染などで近隣トラブルになる可能性もありますので、埋めて処分するのも厳禁です。
流さない
下水や川に流して灯油を処分するのもいけません。
川に灯油を流すと水質汚染につながるのはもちろんですが、下水に灯油を流すことで下水管の空洞に気化した灯油が充満し爆発事故が発生する可能性もあります。
灯油を処分する方法
ガソリンスタンドに持ち込んで処分してもらう
不要な灯油はガソリンスタンドに持ち込めば有料で処分してもらえます。
1缶辺り500円~1,000円が処分の相場になると思いますが、各ガソリンスタンドによって処分料金は異なります。
セルフスタンドや一部のガソリンスタンドでは灯油の受け入れを行っていない場合もありますので、事前に問い合わせをしてから持ち込みましょう。
またあくまで持ち込みが原則ですので、ご自身で不要な灯油を運搬する必要があります。
不用品回収業者に依頼する
不要になった灯油を自力で運搬できない場合は、不用品回収業者への依頼がおすすめです。
不用品回収業者が自宅まで引き取りに来てくれるため、手間や時間がかかることなく処分ができます。
灯油以外にも暖房器具や他に不用品がある場合は、同時に回収を依頼できるので一気に片付けが進められます。
まとめ
古くなった灯油の処分にお困りの方は多く、灯油の使用量が多い富山県内でも処分方法をご存じない方がたくさんいらっしゃいます。
安全に暖房器具を使用する上で、古い灯油を使わないという事は非常に重要です。
不用品回収暮らしのサポートでは富山県内で灯油の処分にお困りの方へ回収サービスも行っております。
料金見積もりやご相談は無料ですので、お気軽にお問い合わせください。